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2001年9月10日

各位

社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター

オルタネート・ルート(alternate roots)問題に関する意見の表明について

 皆様におかれましては、平素より私共社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)の活動にご理解とご協力を頂きまして誠にありがとうございます。

 さて、JPNICは、株式会社日本レジストリサービス(JPRS)とともにオルタネート・ルート(alternate roots)問題に関して検討を行ってまいりましたが、本日、その意見書をとりまとめ、ICANN理事会に提出するとともに、モンテビデオ(ウルグアイ)にて開催されているICANN会議においてその意見表明をいたしました。

 現在、DNS(ドメインネームシステム)は、ICANNが管理する権威ルート(the authoritative root)を頂点とした階層構造となっており、TLD(トップレベルドメイン)の権限委任を適切な手続に基づいて行うことにより、ドメイン名の一意性を維持しています。

 これに対して、独自のルートサーバー(root server)を立ち上げ、そこにICANNの正規の手続を経ていない擬似的なTLDを追加し、一般に対してドメイン名登録を行っている企業・団体が複数存在します。これが「オルタネート・ルート」と呼ばれるものです。

 JPNICおよびJPRSは、今回の意見表明において、オルタネート・ルートの一般利用が広まることによりDNSの一意性が維持できなくなることに対して強い懸念を表明するとともに、ICANNの新TLD追加の手続に時間とコストがかかり過ぎていることがこのような動きを助長しているとの指摘のもと、その改善と今後のさらなる啓発活動を要請しております。

 今回 ICANN理事会に提出した意見書は次のURLにてご覧頂けます。

 また、オルタネート・ルート問題の背景・詳細については、ICANNから出されている文書(翻訳文)をご参照下さい。

 なお、JPNICといたしましては、この問題の打開に向けて今後も活動をしていく所存でおります。関係各位におかれましてもご理解とご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

以上

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