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IPアドレス管理の基礎知識

IPアドレス・AS番号とは

IPv4アドレスとは

IPv6アドレスとは

AS番号とは

IPアドレスの管理とは

 IPアドレスはインターネットユーザーが公平に共有する資源として、 「アドレスポリシー」と呼ばれる管理方針に基づき世界的に管理が行われています。 アドレスポリシーとはIPアドレスの分配、 または利用にあたって従うことが求められる、IPアドレス管理の構造、 考え方、アドレス分配の基準等を定義したものであり、 RIRが管轄している地域単位で文書化し、公開しています。 JPNICのように国別にアドレス管理を行うNIRが存在している場合は、 NIRがポリシー文書を公開しているケースもあります。

 また、 同じIPアドレスであってもIPv4と IPv6アドレスではそれぞれポリシーが異なります。 IPv4は効率的なアドレスの利用に重点が置かれているのに対して、 IPv6では経路集成により大きな比重が置かれています。 ポリシーの内容は以下の文書をそれぞれご覧ください。

IPアドレス管理の構造

図:IPアドレス管理構造

 IPアドレスの分配は「インターネットレジストリ」と呼ばれる組織により、 階層的な管理・分配が行われています。 JPNICは、アジア太平洋地域におけるアドレス管理を行っている APNICの管理下にある国別インターネットレジストリとして、 日本国内におけるアドレス管理を行っています。

IPアドレス分配までの流れ

分配の流れ

 上記のようにIPアドレスをパイとして捉えた場合、 IANAでまるごとの完全なパイを管理し、各RIRへ切り分けられます。 国内においてはアジア太平洋地域の管理を行っているAPNICから、 JPNICを介してIPアドレス管理指定事業者と呼ばれるISPへ切り分けられ、 ISPは自ら持っているパイの中から実際のネットワークへ IPアドレスを分配します。

歴史的経緯を持つPIアドレス

 IPアドレスは2008年4月現在、 原則として左で示した通りの流れで分配が行われていますが、 階層構造による管理が実装される以前はLIR (日本ではIPアドレス管理指定事業者)を介さず、APNIC、 またはJPNICに該当するインターネットレジストリより直接ネットワークに分配を行われていた時代がありました。 このような方式で分配されたIPアドレスは「歴史的経緯を持つPIアドレス」 と呼ばれています。 詳細は 「歴史的経緯を持つプロバイダ非依存アドレスについて」 をご覧ください。


IPアドレスポリシーの策定

 IPアドレスポリシーは、 IPアドレスの利用者が実運用に基づき随時見直しを進めており、 ポリシーに関する提案や議論への参加はだれでも行うことができます。 現在のアドレスポリシーの変更が必要と考え、提案を行った場合、 IPアドレスを利用しているコミュニティからの賛同が得られれば一定のプロセスを経て、 IPアドレスポリシーに反映されます。 IPアドレスポリシー策定の詳細に興味のある方は オープンポリシーフォーラムホームページ をご覧ください。


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